Philosophy | 私たちの考え
サボネリーズ・ブリュッセル社は、1926年に創業したベルギーでただひとつの石鹸メーカーです。その本社と工場は、世界遺産にも登録された古い街並みを誇るブリュッセルの郊外、創業当時と同じ歴史的建造物のなかにあり、80年以上もの間、その伝統を守っています。
目指すのは「世界一の石鹸」。
それを生み出す秘密は4つあります。
【その1:トリプルミル】
サボネリーズ・ブリュッセルの石鹸は、カシミアのような手触りの使い心地が自慢です。
石鹸の素地に香料やその他の材料を加えてから、チョコレート製造でも使われる特別なミルで細かく砕き、均一になるように素早くミキシング。この工程を三度繰り返すトリプルミル製法により、ぴたりとはりつくように肌を包み込む、きめ細やかな泡を実現しました。この上質のクリームのようになめらかな泡が、小さな毛穴の汚れまできれいに洗い流しながらも、オイルを肌に残してしっとりと仕上げます。
【その2:選び抜かれた原材料】
どの石鹸にも、オーガニック素地に最高級のアルガンオイルやシアバターなどを贅沢に加えました。香料もアレルギー成分を含まないものを厳選し、強い香りの苦手な日本人向けにやや控えめに配合しています。
サボネリーズ・ブリュッセル社では、石鹸を成型する金型も、工場内のアトリエで専門職人が手作りしています。日本で販売している商品のためには、創業時からこれまで使われてきた300ヶにも及ぶ金型から小ぶりのものを選び、私たちの手にすっぽりと収まるサイズにしました。
【その3:手業と機械を併用した丁寧な製法】
出来上がるまでの工程は三段階。まず準備段階として、手作業で石鹸素地に成分を混ぜ合わせ、トリプルミルにかけてから、押出機で押し出し、長いチューブ状にします。その後、もう一度押出機にかけてから切り分け、型抜きして製造工程は終了。4日以上乾燥させてから、最後にひとつずつ包装します。こうして時間と手間をかけた丁寧な製法により、ようやく石鹸が完成するのです。
【その4:受け継がれる職人たちの技と心】
サボネリーズ・ブリュッセルの工場で働く職人たちは、親から子、孫へと何世代にも渡って仕事を続けています。そのため、卓越した技と幅広い知識、何より石鹸に対する深い愛情と誇りが受け継がれています。
こうして、ヨーロッパの歴史と文化に育まれたサボネリーズ・ブリュッセルの石鹸には、「伝統」と「信頼」、「良質」と「愛情」、「安全」と「安心」が息づいているのです。